お知らせ

音楽で表現する人は聞く音楽もオーバーに感じるようにします。音楽をよりオーバーに感じるようにするためには自分の音楽的感覚を磨かなければなりません。しかし大きく感じたものを声に出そうとすると、とかく醒めた声になって歌いすぎに陥り易いので気をつけなければいけません。

人には内にエネルギーの枠があります。その人により鼓動の強さとテンポ、性格上の強さや、おっとりさなどが合成されてその人のエネルギーの枠ができています。

日常生活には様々な出来事があり、それぞれに対しての感じ方があります。たとえば3倍感じたからといって、自分の枠を超えてそれを表現してしまうと「叫びの声」となって感情はなくなります。3倍感じたからといってムリに3倍にしないで、自分の枠の一番外側いっぱいにして、そこから出ないギリギリのところで緊張感をフルにします。すると聞く人に感情いっぱいの声となって聞こえます。

これができるようになってくると歌っている時に自分で感じたものよりも、それを録音して聞いた歌の方が強さも緊張度も感情度もあるように聞こえます。

とにかく、感覚を磨きましょう。感覚を磨くためには音楽の感じ方を敏感にすると良いでしょう。

1.始めは音楽として全体を感じる
2.メロディーの流れを感じる
3.リズムを感じる
4.言葉を感じる
5.全体を通して何かを感じる

などができるように幅を広げます。

こうしてみると今まで頭でコントロールしていた歌がぎこちない歌に聞こえてくると思います。身体で感じて歌うようになると、きめ細かに表現でき、また流れ方がスムーズになります。

いろいろな事を感じなければいけないので、歌っている時にはさまざまな神経を感じるようになってきますし、また全ての必要な神経が感覚として動くようになります。