お知らせ

言葉は発音によって口の中の響く位置、抜けて行く角度が異なります。角度と出るスピード・シャクリを感じて、歌う時にも同じ感じで歌います。
同じ位置での響きの発音をすると、訓練されたアナウンサーのようにきれいな発音にはなりますが、歌う時に必要とされる言葉のニュアンスがあまり出ません。

[練習方法]
「おはよう」の「おは」だけを「おはおは」と明るく少し大きめの声で言います。
「お」は口からまっすぐ前へ。「は」は、鼻の方向へ抜けます。もっと上の発音もありますが、発音の抜ける角度は、①口からまっすぐ前へ抜ける。②鼻腔から外へ抜ける。③額へ抜ける。があり、それぞれの発音の抜けるスピードは様々でシャクリのニュアンスも様々です。
そこで、実際に歌いながら上手く抜けていない発音をチェックしてみます。

○歌の中である発音だけ声がこもったり詰まったりしていないか。
声と発音をチェックしてその箇所の1音を取り出し、例えば「おはよう」の「オ」という感じで繰り返し練習します。角度とスピードが一致するまでしましょう。

○ある音だけがフラットになっていないか。
発音が良くないと音が詰まり音がフラットになる事があります。良い発音になるようにそこの部分の言葉を何回も練習します。良い発音の後には良い声が続いて出てきます。

○声が良く抜けているか。
角度とスピードが適切にできていると、声はきれいに抜けていきます。
これにより声の抜ける道は、良い発声をした上でできる1箇所しか無いといった感覚がわかります。

○音程のついた発音になっているか。
発音の時に音程をつけないと「ナアー」と母音で音程をつけてしまう歌になってしまいます。この歌い方は歌そのもののリズムを悪くしてしまいます。本来の歌はニュアンスのある発音で発音から音程をつけて歌う歌い方が良い歌の基本です。

歌の発声をする時に音程と言葉がつくとその発声は響きを失ってしまう事があります。良い響きがあってこその歌ですので、言葉の発音と発声練習には十分な練習期間が必要となります。

やはりしっかりとした歌を歌えるようにするためには、一筋縄ではいきません。
常に正しい歌い方の方法が必要とされ、それを身につけておくことが重要とされるのです。